その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 高橋 修
氏名(カナ) タカハシ オサム
氏名(英語) Takahashi Osamu
所属 短大 文科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

A study on “Robinson Crusoe” in the Meiji periodFriday as a stranger
(21th BiennialConference of the Japanese Studies Association of Australia,
2019年7月3日、Monash University Melbourne Australia)

単・共の別

単著

発行又は発表の年月

2019/07

その他の分類

学会発表

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

21th BiennialConference of the Japanese Studies Association of Australia,
Monash University Melbourne Australia)

概要

『ロビンソン・クルーソー』という小説は、基本的に文明と野蛮という対立構造をベースにしている。なかでも、フライデーは自然・野蛮の側から境界線を越えて文明の側に移動する象徴的な登場人物。島の空間と食生活の文明化に成功しているロビンソにとって、フライデーをいかに文明化するかが後半のテーマとなっている。しかし、明治初めの井上勤訳では、こうした図式は緩やかで、早々に同じ価値観を有している主従関係となり、他者性が弱められている。