その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 高橋 修
氏名(カナ) タカハシ オサム
氏名(英語) Takahashi Osamu
所属 短大 文科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

日本のロビンソナードをめぐって(口頭発表)

単・共の別

単著

発行又は発表の年月

2005/10

その他の分類

作品 他

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

児童文学会

概要

明治期からの『ロビンソン・クルーソー』の翻訳を辿りながら、それが同時代的な冒険をめぐる想像力といかに関わってきたかを論ずる。それによれば、冒険の物語は植民地主義的な欲望と結びついており、男たちのために権力と暴力を同一化する男の物語を語ってきた。この意味では、冒険ものが男性主義的な想像力の形式であったといえる。こうした『ロビンソン・クルーソー』の日本における受容の歴史を考えると同時に、いつから児童文学として認知されるようになったかも論ずる。