その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 高橋 修
氏名(カナ) タカハシ オサム
氏名(英語) Takahashi Osamu
所属 短大 文科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

メディアとしての神田――近代文学の舞台(講演)

単・共の別

単著

発行又は発表の年月

2003/09

その他の分類

講演  

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

共立女子大学公開講座

概要

近代文学において「神田」という町は何を媒介してきたのか。二葉亭四迷の『浮雲』(1887~1889)、菊池幽芳『己が罪』(1899~1900)、夏目漱石『彼岸過迄』(1912)、森鴎外『雁』(1922~1913)を取り上げながら論ずる。それによれば、明治期の神田は一大学園都市で、教育を媒介するのみならず、教育をとおして人と人とを媒介していたということができる。また官公庁にも隣接しており、最初の近代小説でありリストラ小説である『浮雲』にはまさに相応しい舞台だった。