「性役割と発話の機能」
『日本女子大学英米文学研究』第24 号
男同士・女同士・男女混性の3つのグループによる男女大学生の計6時間半の自然発話を分析し、各々の発話の昨日を同性グループ、混性グループ別に比較考察した。その結果、混性グループになると同性グループの会話の時より、男性は話題の選択や、会話を進めたり戻したりする会話の進行に関する機能の発話が増え、女性は感情を表したり、話題を差し向ける機能の発話が増えるということを明らかにした。 pp.75~93