サゴヤシ学会では2010年「サゴヤシ 21世紀の資源植物」を発行したが、サゴヤシは熱帯地域を中心に生育していることもあり、サゴヤシ研究者は海外に多い。また、サゴヤシに関する国際シンポジウムも数年に1度開催されている。そこで、日本語版で発行された著書を英訳し、データを最新のものに差し替え発行したものが本書である。9章では我が国に輸入されているサゴ澱粉は麺類などの打ち粉として利用されているのみであることから、サゴ澱粉の特性を生かした利用法などを紹介している。
全410頁
編者: The Society of Sago Palm Studies
執筆者:Yoshinori Yamamoto, Masanori Okazaki, Tomoko Kondo他27名
本人担当部分CHPTER9 STARCH PROPERTIES AND USES 9.2 Utilization of sago palm starch,pp.259-264