本研究では中華麺をとりあげ、1.サゴ澱粉の中華麺への利用効果、2.サゴ澱粉を麺の打ち粉とした場合の効果の2点について検討した。小麦粉にサゴ澱粉を10~20%置換することにより透明感のある滑らかな新しいタイプの中華麺を提案できると考えられた。さらに、茹で汁への溶出固形物量が少なくなり、茹で汁の取替え回数を減らすことが可能と考えられ、作業効率を上げることができる。また、環境保全にも繋がると考えられ、サゴ澱粉の有効性が示唆された。
本人担当部分:実験、研究のまとめを行なう。
共同発表者:近堂知子,平尾和子,高橋節子
講演要旨集は作成されなかった。