本調査・研究では、サゴヤシの起源地に近く、数種の変種の存在が確認されているが、今までに十分な調査が行われていないインドネシア、マルク州アンボン島、セラム島において、サゴヤシの変種の種類とそれらの生育環境、生長形質やデンプン生産性に関わる形質などを明らかにすることを目的とした。(詳細結果は略す。)本調査を行ったインドネシア、マルク州セラム島カイラツで栽培されているサゴヤシ4変種間には生長形質、葉形質およびデンプン収量には明瞭な差異はみられないものと推察された。
本人担当部分:研究のまとめに関わる。
共同発表者:山本由徳,吉田徹志,柳舘勇,Foh Shoon Jong,Yulius Barra Pasolon,宮崎彰,濱西知子,平尾和子
講演要旨集 p.17-22