2006年、19年インドネシア、パプア州ジャヤプラ近郊から採取された10変種のサゴヤシ澱粉について、その理化学的性質および物性について報告した。本研究ではマルク州セラム島において採取した4変種Ihur、Molat、Tuni、Makanaruについて検討した。基部のアミロース含量はTuni25.5%、Makanaru24.8%、Molat24.5%、Ihur22.9%であった。(詳細な結果は略す。)クラスター分析により14変種およびControlの本サゴ澱粉を分類すると5つのグループに分類され、本研究の4変種は中間の粘度および物性値を示すグループに属した。
本人担当部分:実験を行い、学会に発表した。
共同発表者:濱西知子,平尾和子,吉田徹志,Febby J. Polnaya,山本由徳,高橋節子
講演要旨集 p.23-28