インドネシア、リアウ州セラトパンジャン付近におけるサゴデンプン利用の現状ならびに加工品について調査を行い、この地域でのサゴ澱粉の生産および利用法について明らかにすることを目的とした。サゴ澱粉を用いた加工食品:テプン、ソフン、ミィーサグ、クエバン クィット、クエ ピサン、クルプック サグ。この地域はサゴヤシが生育するのに適した土地と考えられ、かなり以前より澱粉を生産し、加工品を製造してきたと考えられる。またこの地域は現地とインドネシア華僑が持ち込んだ中国文化が融合した食文化を形成しているため、他の地域ではないお菓子も作られている。
本人担当部分:研究のまとめに関わる。
共同発表者:平尾和子,田中秀岳,木尾茂樹,濱西知子,高橋節子
講演要旨集 p.75-77