2006年度インドネシア、パプア州ジャヤプラ近郊のスンタニ湖畔から採取された8変種について澱粉の性質を報告した。本研究では新たに同じ場所で採取された2変種について研究した。基部についてみるとWannyとPanneのアミロース含量はそれぞれ24.3%、23.9%であった。また粘度は2変種とも粘度上昇開始温度が10変種中やや高い値であり、最高粘度および冷却50℃の粘度は低かった。澱粉ゲルの物性は10変種中Wannyは中間より硬め、Panneは中間の値であった。
本人担当部分:実験を行い、学会に発表した。
共同発表者:濱西知子,平尾和子,宮崎彰,山本由徳,吉田徹志,高橋節子
講演要旨集 p.29-32