茹でるという前処理を行う玄米リゾットの簡易調製法を検討した結果、調製直後の「たきたて」の玄米リゾットは「あきたこまち」に比べ、硬さ、付着、粘り、滑らかさのあるリゾットとなり、官能評価では「たきたて」は調製直後、電子レンジ解凍後ともに高い嗜好性を示した。「あきたこまち」の玄米リゾットはこしがあり、官能評価では調製直後において高い嗜好性を示した。以上のことより、「たきたて」「あきたこまち」の2種の玄米は簡易調製法の調製直後において好まれ、いずれもリゾットに適する品種と考えられた。
本人担当部分:研究のまとめに関わる。
共同発表者:平尾和子,反町秀子,手塚尚子,濱西知子,高橋節子
講演要旨集 p.162-163