パプア州ジャヤプラ近郊のスンタニ湖畔から採取された8変種のサゴ澱粉の調理・加工特性を検討した。Rondoの基部は粘度上昇開始温度が最も低く、硬いゲルであった。しかし、中・頂部では軟らかく粘さのある物性を示した。Rurunaは基部では硬く粘さのあるゲルであったが、中・頂部では硬く粘さのないゲルとなった。Paraは白く、いずれの部位ともに軟らかく粘さのある物性を示した。またParaWalihaは白く、粘りのあるゲルでありManno、Folloは硬く粘りのない物性を示した。
本人担当部分:実験、研究のまとめに関わる。
共同発表者:平尾和子,濱西知子,反町秀子,山本由徳,宮崎彰,Jong F. S. ,吉田徹志,高橋節子
講演要旨集J. Appl. Glycosci.,Vol.53, Suppl., p.49