1998-2000にかけてフィリピンミンダナオ島北部Albijidにおけるサゴヤシの調査を行った。この地域では葉を屋根葺き材料として用いている。20m×20mのプロットをたて、密集度、ヤシの高さ、幹の太さ、葉の数などを測定した。2000年の調査では1プロットあたり129本、平均8.71m、幹の太さは86.9cm、葉の数は5.2枚であった。高さは2年間で6.67mから8.71mまでのびているが、葉の数は5.8から5.2枚に減少した。
本人担当部分:現地調査に同行し、実験の一部に関わる。
共同発表者:M. Yoshikawa, M. Okazaki, L. L. Celiz and T.Hamanishi
SAGO PALM, Vol.9, No.2, p.45