和菓子用米粉の物性と調理法に関する研究(査読付)
日本調理科学会誌, (ノート)
生米粉およびα化もち米粉の和菓子用米粉7種の特性、また練りきり、ういろう生地の調製法の違いが物性に及ぼす影響について検討した。その結果、白玉粉の粘度は上新粉に比べて低いが、最高粘度を示す温度は75℃と上新粉よりも低く、低温で糊化しやすいことを示した。(中略)練りきりは練りあんにぎゅうひを加えることにより、硬さ、凝集性が大となり成形性を増し、保型性を高める効果を示した。本人担当部分:実験の一部を行い、論文のまとめに関わる。共著者:高橋節子,近堂知子,平尾和子