生八ツ橋の素材である上新粉、白玉粉の一部をサゴ澱粉に置換した際の影響を研究した。また電子レンジ加熱により調製した生地のサゴ澱粉の利用適性を検討した。(中略)米粉にサゴ澱粉の配合割合を変化させることにより、製品の目的に応じた硬さや付着性のある米粉製品を調製できると考えられた。上新粉にサゴ澱粉50および70 %置換した生八ツ橋は、弾力、総合評価の項目において有意に好まれ、サゴ澱粉の生八ツ橋への利用効果が明らかになった。
本人担当部分:実験を行い、論文のとりまとめを行った。
共著者: 近堂知子,白渡瞳,平尾和子,高橋節子