幼児における危険性の認識(2)プロトコルの分析から
日本発達心理学会第22回大会(於:東京学芸大学)
幼児が「危ないか、危なくないか」と質問されたさいのプロトコル分析を行った結果、5歳後半以降、幼児は物理的環境や遊び方における危険性について相対的に捉えるようになることが明らかにされた。また、、 園舎の環境や遊び方ともに、「ちょっと」という限定表現から「~の場合に危ない」という多面的表現へと発達的に変化することが示唆された。本人担当部分:データの収集、分析・考察を担当した。共同発表者:河原紀子・根ヶ山光一