離島と都会の保育園・小学校における事故の比較:災害報告書の分析から
日本心理学会第72回大会(於:北海道大学)
沖縄県の離島と東京近郊の保育園・小学校における事故の実態について、「災害報告書」の記載内容をもとに分析・比較した結果、離島では骨折や裂創などの重篤な事故が多発しているに対し、打ち身や捻挫といった軽微な事故は東京近郊に比べて少なく、事故総数が少ないことが特徴であった。子どもの事故は単に子どもと環境・モノとの関係だけでなく、教師の事故観や子ども観を色濃く反映することが示唆された。本人担当部分:データ収集の一部を担当した。共同発表者:根ヶ山光一、河原紀子