日英の保育園における寝かしつけ時の身体接触の比較
平成16~18年度科研費基盤研究(A)成果報告書「対人関係の基盤としての『身体接触』に関する生涯発達行動学的検討(研究代表者:根ヶ山光一)
本稿では、1~2歳児を寝かしつける場面において、保育士がどの程度子どもと身体接触をとっていたかを日英の保育園において比較したところ、日本の保育士の方が子どもの午睡時により多くの身体接触を行っていること、また英国の保育士は、子どもが寝入る前に子どものそばを離れるという行動や物を介した寝かしつけ行動がしばしば見らることが明らかとなった。本人担当部分:データの収集・分析の一部を担当した。pp.68-76共著者:根ヶ山光一、河原紀子、広瀬美和、Nik Powers