その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 河原 紀子
氏名(カナ) カワハラ ノリコ
氏名(英語) Kawahara Noriko
所属 大学 家政
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

翻訳書、学会発表、講演、作品等の名称

Relations between mother's practice of feeding and weaning and medical
staff's advice:Comparison of Japan and France

単・共の別

共著

発行又は発表の年月

2016/07

その他の分類

学会発表

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

31st International Congress of Psychology(Japan)、パシフィコ横浜

概要

本発表では、医療スタッフによる指導と母親による授乳・離乳の実践の関係を明らかにするため、日本(東京,大阪)とフランス(トゥールーズ)における母親,病院産科のスタッフを対象に質問紙調査を実施した。その結果,日本の母親は,フランスの母親より母乳終了月齢や離乳食の開始が遅いのに対し,フランスの母親は人工乳終了月齢が遅かった。また,病院の理想とする母乳終了月齢は日本とフランスで違いがなく,いずれも母親の実際の母乳終了月齢よりも3~6か月も遅かった。母乳をやめる理由から,日本の母親は子どもの主体性を重視するのに対し,フランスでは母親の制約(仕事復帰など)を重視するという文化的違いが示された。