幼児期における「友だち」の認識
日本発達心理学会第29回大会、東北大学
本発表では、3~5歳児52名を対象に親密な「友だち」がいるかどうか、その認識について幼児へのインタビューにより発達的に検討した。その結果、ほとんどの幼児に「一緒に遊んでいる」「仲良し」と認識する友だちが存在すること、3,4歳児に比べ5歳児は一緒に遊ぶ仲良しの友だちの数が多くなり、相互に選択し合う関係が特徴であり、その点について遊びの観点から考察された。