幼児期における「友だち」の認識(2):縦断的検討から
日本発達心理学会第30回大会、早稲田大学
河原(2018)におけるインタビューを継続して実施し縦断的に検討した。その結果、3,4歳児の「友だち」の人数は相対的に少なく、その認識は流動的ないしは単に「友だち」の名前を回答しているようだったが、5歳児になると「一緒に遊ぶ友だち」が多くなり、その一部が「仲良しの友だち」になるという関連や特定の親密な友だち関係の継続性が見られることが示された。