一、二歳児の食発達と自立
発達
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本論文では、、1~2歳児の食発達の特徴として、食の自立について述べたうえで、受動的摂食から自食へ、手づかみから道具使用へと変化するプロセス、また「食べる」か「食べない」かをめぐって展開される養育者と子どもの様々なやりとりの特徴、さらに食における養育者のかかわりのあり方について、「世界子供白書」で提案された「レスポンシブ・フィーディング」について紹介した。