出版文化概論では、履修者数の増加と共にクラス数が増設された2009年4月以降、穴埋め式レジュメを毎回配布している。学生自身が創意工夫のもとノートをとることの重要性は十分認識している一方、書くことだけに精一杯で教員の話を深く十分に理解する機会を奪われている状況を前年の授業時、学生の声から痛感した。そこで、幾分、学生のノートテイクの作業を軽減させ、内容をきちんと理解し把握できるよう、プリント教材(穴埋め式)を採用している。学生からは、非常にノートがとりやすく、まとめやすくなったうえ、教員の話に集中できるようになったとの声がある。「ジャーナリズム論」「新聞制作演習」「基礎ゼミ」においても、必要に応じて授業内容のポイントをまとめたレジュメプリント、補助プリントを作成配布している。