(口頭発表)≪L’Itineraire des voyageurs litteraires: le cas de Nicolas Bouvier ≫(「文学的旅行者の旅程。ニコラ・ブーヴィエの場合」仏語)
『文学と旅 : 文学と異文化間交流』国際シンポジウム,於イギリス、ウォルヴァーハンプトン大学、テルフォード校.International Symposium:Literature Travels:literature and Cross-cultural Exchange
『世界の使い方』の作者ニコラ・ブーヴィエは仏語圏旅行記作家として多大な評価を受けている。本研究は、『世界の使い方』、『かさご』、『日本年代記』の初期三部作における旅の詩学を論じた。特に、ブーヴィエ作品で問題提起される、大衆・観光旅行時代の旅と自己探求の旅の対比について考察した。